いまは無き大嶋屋江戸パン店の想い出を写真で紹介します。昭和元年創業~平成17年まで手造りにこだわった職人二人が支えてきた田舎の小さなパン屋でした。本当は三代目で後を継ぐ予定だった不詳の息子が亡き父と無き店舗に敬意を表して、ネット上に仮想パン屋をつくります。あくまでも過去の想い出に浸るページなので、注文されても現物のパンを復刻できません。あしからず。
自家製菓子パン類
自家製調理パン
自家製菓子
自家製仕出し弁当&オードブル
昭和感漂うなつかしの手づくりパン
贈答に、お茶うけに重宝されていた親父の手づくり「栗饅頭」。型を一切使わないで1個1個、手で栗の形に整形していた工場の姿を思い出します。
古き良き素朴ななお菓子「甘食」。そのまま食べるとぼそぼそ感があるのが特徴的です。牛乳を飲みながら食べるのが通のやり方でした。
窯を低温でじっくり焼き上げる自家製ラスクです。シュガーバター味とガーリックバター味の2種類がありました。
親父が丹精込めて造っていた「自家製アップルパイ」。中身のりんごは中之条町の陣平農園から仕入れていたリンゴです。
昭和ノスタルジーな定番の菓子パン「あんぱん」です。素朴で牛乳との相性抜群の一品。
中之条町の旧群銀中之条支店裏通りにあった「若竹肉店」の豚肩肉をカリっと揚げたポークカツをウスターと中濃の混ざったソースにたっぷりくぐらせてロールパンにはさみました。
自家製カレーパンです。中身のカレーは、具材を小さめにカットして炒め、水分がなくなるまでじっくりと煮詰めたカレーをたっぷり挟んでいます。
バタークリームを挟んだ素朴な菓子パンです。口当たりも軽く、手軽なおやつになるでしょう。
昔ながらのカスタードクリームが入ったクリームパンです。あんぱんの陰に隠れて根強い人気がありました。
コロッケパンも食べたいけれど、サラダパンも食べたいなあ。という人向けのハーフシリーズ。コロッケサラダパンです。女性に人気がありました。
丸いバーンズではなく、ロールパンにハーフカットしたコロッケを挟んだコロッケサンドです。
根強いファンが多かった大嶋屋江戸パン店自慢のポテトサラダパンです。ポテトサラダは、毎日その日の分を蒸し器で手造りしていました。皮ごとのじゃが芋と人参を蒸かして、ホクホク状態でつぶし、マヨネーズベースで仕上げたポテトサラダです。
オリジナルの調理パン。スカッチエッグサンドです。ゆで卵の白身だけをハーフにカットしてパン粉を付けて揚げます。ゆでた黄身は、別に味付けてあえたものをエッグフライの上に添えた逸品です。
やはり、チーズパンはパンの王道ですね。焼き目が食欲をそそります。
大嶋屋江戸パン店のチーズパンは、採算度外視でチーズがたっぷり乗っていました。
揚げパンの定番「ツイストレンチ」。れじれパンです。
こちらも根強い人気の「バターロール」です。渦巻の間に散りばめられたバターとグラニュー糖の絶妙なハーモニーがファンを虜にしていました。
大嶋屋江戸パン店自慢のハムカツサンドです。使用しているハムは、ボローニャハムです。業務用のハムで厚みがあってハムカツには最適でした。
マヨネーズとボローニャハムの競演。「ハムロール」です。手軽に食べられるので根強い人気でした。
フランスパンシリーズ。人気のジャムバタミックスです。
フランスパンシリーズ。こちらも人気のみそパンです。みそは、自家製の太田市名物焼きまんじゅうのタレをヒントにしました。
フランスパンの無地です。好きなものを挟んで手軽なお昼にできます。
ホットドッグは、ボリューム満点のウインナーをバクッと挟みました。
メロンパンです。オーソドックスな逸品。
2個で1セットの甘食。
昔ながらの黒パンです。黒糖の生地をベースにした昭和の味。
黒糖パンに生クリームを挟んだ黒糖クリームサンドです。
大嶋屋江戸パン店の自家製食パンは、山形でした。外はバリッと中はふっくら柔らかな食パンです。
定番の調理パン「焼きそばパン」です。食べやすく挟みやすいように麺をカットしています。
自家製食パンに好きなものを挟んで手づくりの味を堪能できました。
揚げアンパンです。昭和のイメージが漂います。
揚げリング。なつかしの逸品です。
5個セットで販売していた和風リングドーナツです。
まとめ
完全に昭和へとワープしてしまうほど、なつかしい手造りパンを紹介してきました。今はもうお店も無くなり、二代目店主だった製造人「江戸鐵夫」も故人となっています。思い出として、インターネット上に残させていただきます。