乳がん切除手術

妻の部分切除手術を終えて医師の見解に複雑な思い

レモン

妻の手術が終わって執刀医の先生から、
手術室まで呼び出された。

先生は摘出した検体を容器に入れてガーゼでくるんで持ってきた。

「これが今回の手術で摘出した部分ですね。」

直径10㎝?12㎝ほどある。
結構、切り取ったんだなあ!やはり癌となると、
ザックリと多めに取るってことだとおもった。

見ていても痛々しかった。
「ごめんね。ママ、痛い思いをさせて」

何もできない自分が腹立たしかった。
何も体に悪いことをしていない妻がなんでこんなにつらい思いをするんだ。
体を切り刻まれて、前回の手術から間もないのに・・・

本当に申し訳なく思うよ。

個室に戻った妻は意識がもうろうとして・・・
麻酔が効いていて何を言っているのか最初はわからなかった。
ただただ・・・申し訳ない気持ちで私はいっぱいになった。

足にはタイツのようなもので固められて、
点滴と脈拍と機械のコードがママの体に巻き付くようだ。

子供には見せられないママのつらい姿だった。
だけど手術後・・・

先生は、

「無事に予定通り、手術は終わりました。」

「リンパ節は切除しませんでした。」
「予定通りなのでひとまずは大丈夫です。」

うーん!なんか不安な言い方だなあ・・・
まあ無事に終わったのだから第一関門はクリア!と考えておくか。

ママの手術は閏年2月29日に無事予定通り終了

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