この記事は、顔出ししないで言いたいことをそのまま表現する記事です。2023年も残り2か月ほどですが今年気になったテーマで記事を書きます。テーマは、「町議(町会議員)」のこと。町議は4年前から始まってるという認識は、4年後の選挙へ向けてスロースタートしている身近な町会議員などの議員さんに向けたメッセージです。
私の知る範囲の選挙
今は亡き、父が現在の群馬県知事やその御父上(元自民党参議院議員・元農林水産大臣)のお二方を生涯かけて応援していました。未成年だった私は、父のことを「選挙好き」と思っていました。
そのような選挙に対して、現在では居住する地域の町議選が時期になると騒ぎ立てます。選挙ってイメージ的に次のようなことを考えてしまいます。
- 世襲
- コネ
- しがらみ
- 圧力
時期が来ると、地元の権力者が当たり前のような顔をして候補者にテコ入れしています。ときには、同行して各家庭や店舗を回ったり、街頭演説したり、選挙運動の期間中はあわただしく思えます。
町議選オプティマイズ1.0
町議選オプティマイズ1.0は、完全なオリジナル的なアイデアです。目的は、町のためにはたらく人間をつくり、町を学んだ人が当選する仕組み。
- 人はそのまま
- 人を変えずに
- システムを変える
- 町を変える
- 町民がストレスを感じないように変える
このスローガンをもって変革する考え方です。
町議選は4年前から始まっている
町議選は、4年任期の町議に当選したとしても、そこからが選挙のスタートとします。そこには、「町議スキル検定」というシステムを導入します。自治体でつくるアプリのようなもので、アンケートアプリとして町民が投票できるツールです。たとえば、「町議は、町の空き家すべてを把握してほしい」と思ったら、「空き家対策」についての要望スレッドを投稿します。その投稿に賛成の町民が投票していくイメージです。
具体的なアイデア
町議の任期開始から1年間、そのアンケートアプリで集められた町政への要望(町議に求められる能力)を任期2年目に集計します。たとえば、次のような要望が集まったとしましょう。
- 通学路の街灯本数を増やす
- 町内循環バスの本数増加
- 空き家対策として移住者の受け入れ及び受け入れに関しての町民の対応
- 多目的施設の管理について町の管理のままか民間委託にするか
これは、あくまでも架空の提案です。このような要望に対して町民の投票を集めます。その投票数からいくつかの町民からの要望を選定します。ここでは、上記4つの要望を次期町議選の投票項目としましょう。
- 通学路の街灯本数増加
- 巡回バスの本数増加
- 空き家と移住者のマッチングと町民との交流
- 多目的施設管理の民営化
あくまでも例ですからね。突っ込まないでくださいね(汗)
この要望を任期3年かけてすべての町議が公約要綱として取り組むわけです。
- A議員:通学路の街灯本数に対して適切な間隔と増加可能な本数などをシミュレーション
- B議員:通学路が明るくなることで利便性の上がる具体的な成果を聞き取り調査
- C議員:通学路の暗くなる時間帯を年間通してデータ化し、日没に沿った課外活動などの調整を提案
- D議員:街灯設置以外の通学路改修アイデアを全国的に募集
1つの要望に対して、一人の議員がどれだけ貢献したかがポイントです。「A議員の取り組みは結果的に街灯の本数を10本増やすことに貢献した」と結果が出ていれば、揺るぎない成果となるでしょう。
何が言いたいかというと、選挙の投票日になって人(議員)を基準に投票するのではなく、貢献した事実に対して投票する仕組みです。ただこのままでは、この方法を既存の議員にしか使えません。そこでポイントとなるのが、議員を目指す人に任期2年目の議員さんと同じ土俵で貢献してもらうのです。
- スーパーマーケット店長のEさん:通学路の街灯ではなく通学路の歩道に埋め込み式のライトを提案し町へ見積もりを提出
- フリーランスのFさん:2年かけて地元の小中高生の文化祭作品としてLEDオブジェを制作、全作品を通学路に設置
このような町民も参加できる仕組みによって、3年後の選挙を見据えた行動が有権者の評価へとつながる仕組みです。選挙前には、議員も含めて施策に関係した町民などの貢献度が投票数という形で集計できます。つまり、貢献度の高い人から当選して、貢献度の低い人は落選する「選挙の要らない公平なシステム」となるでしょう。
まとめ
まだまだアイデアレベルですが、ひと昔前の選挙スタイルから脱却すべきではないでしょうか。と考えるこの頃です。
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