時事ニュース評

2021年の大谷選手の活躍から申告敬遠ルールにモノ申す!

メディア情報

大谷翔平選手2021年のレギュラーシーズン、お疲れ様です。

1年間の活躍に夢と希望をふくらませた日本人は少なくないでしょう。

 

今日のテーマは、大谷選手のシーズン終わりで炸裂した「申告敬遠」について、個人的な見解をお伝えします。

個人的な意見として、申告敬遠をこのまま採用するのであれば、野球という人間が行うゲームに対して「運」を重用することに繋がります。そのため、「運」の要素を入れるのであれば、「申告ホームラン」や「申告二塁打」「申告ダブルプレイ」なども採用してよいのではないでしょうか?

 

申告敬遠ルールについて

申告敬遠ルールは、試合進行を効率的に進めるために設けられたルールの1つです。同じような新設ルールで「ジャッジに対しての判定リクエスト」などもあります。

 

判定リクエストは、デジタルを駆使してあらゆる角度からジャッジを検証することにより、両チームに対して物理的な「動かぬ証拠」を提示することになります。その結果、両チームとも納得させる働きが採用前よりも高くなりました。

 

申告ルールの正体

判定リクエストも申告ルールの1つです。その理由は、リクエストをしなければ、そのままゲームは進むからです。

申告ルールの正体は、すべて「時短」をテーマに考えられています。そのため、大きな目的は野球の試合進行をはかどらせるための方法です。

そこで、今回大きく気になった点が「申告敬遠」に対して、ピッチャーの立てつづけに投げる4球のボール球になります。たかが軽いキャッチボール程度のボール球だとしても、試合中に投げるカウントされる投球ではないでしょうか?

つまり、「申告敬遠」は完全なバーチャル判断です。バーチャル判断の採用は、野球盤やテレビの野球ゲームで繰り広げられる「ルーレット回し」や「イベント」と同じ感覚になります。

 

申告カードを採用するならば申告ホームランも採用すべき

選手の体力を消耗しない方法を採用するならば、申告ホームランも採用してしかるべきです。たとえば、大谷選手が、打席に入ったとき相手チームが「ゲームに負けたくない事情から、”申告敬遠”を選択した」とします。

 

この申告敬遠は、悪用したらキリがありません。さらに現在のルールでは肯定的に悪用されているのに過ぎません。

 

相手チームにしてみれば、「ホームラン45本打っているバッターを申告敬遠して何がおかしいの?」と言い分があります。もちろんその通りですね。

 

ただし、誤解を恐れずに言いますと、「ほんとうに敬遠できた?」と問いたいです。過去に日本とメジャーで活躍した新庄剛志さんは、敬遠のボールをヒットにした経歴があります。

データ参照:くわしくはこちら

 

申告敬遠が許されるならば、敬遠する側にももっとアドバンテージを背負わせる必要があると固く願います。

 

エポック社の3D野球盤には、「?」のモードがあるのをご存知ですか?「?」スポットに球が入ると、ルーレットまたは電光掲示板に付いている「?」ボタンを押して「任意」の結果を引き当てるルールです。

任意の結果には、「ホームラン」や「二塁打」、「ヒット」もあれば、「ダブルプレイ」や「アウト」もあるので、公平や福袋感覚になります。

今後も、「申告敬遠」なる一見、効率化しているようなカード選択ルールを採用するのであれば、「申告」という選択にして、ルーレットを回すような仕組みに変えてみたらどうだろうか?

 

まとめ

今回の私の意見に、「何を言っているんだ」と反論される方は、「申告敬遠」の肯定者だと思います。申告敬遠を肯定する人は、人間同士が力と力を比較する生身のスポーツの衰退に向かっていることに気付いてほしいです。

 

その理由は、申告敬遠の連発によってワザと負けることもできるからです。ピッチャーが投げたくなければ、全部申告敬遠してしまえば、エンドレスでゲームは終わらなくなります。申告敬遠は、これからのプロ野球に悪影響を及ぼすと思っている次第です。

若い世代の行動のカギは過去を捨てられない年寄りが握っている

 

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